生命の弁証論治を立てて人間理解をしていくことを通じて、
患者さんの生命状況をある程度理解することができました。
次の段階では、その生命状況を変容させるために、
患者さんにアプローチすることになります。
実は、患者さんにアプローチするための方法は、
非常にたくさんあることに気づかれる方もおられるでしょう。
生活指導・食事指導などに個性を表す方もおられるでしょう。
また、西洋医学的な治療も当然ここに選択肢として入ります。
各種の手技療法も生命状況転換のための大きな方法として考慮に入れることができます。
潜在意識に語りかけるなどの心理学的な方法を選択される方もおられるでしょう。
私はそれらの療法を否定するものではまったくありません。
けれども東洋医学を行ずる鍼灸師であり、かつ
生命の弁証論治も、その東洋医学的な手法によって情報を集め整理しているため、
ここでは鍼灸を道具として患者さんの生命状況を変容させる、
ということについて考えていくこととします。
鍼灸による治療の目標は、一言で言えば気の厚薄を調えるということになります。
そしてその目標のために行うことは、基本的には経穴へのアプローチです。
ですから、鍼灸における治療処置の目標は、経穴の変容を起こすことであるということになります。
一点の経穴を変容させることを通じて、
その変容がどのように全身に及んでいるのかということを
ふたたび四診を用いて観察し、
生命の弁証論治で得た患者さんの生命状況の把握と両睨みしながら、その変化の情報を蓄積していく。
これが、これからの鍼灸医学で求められていくことであると、私は考えています。
患者さんの生命状況をある程度理解することができました。
次の段階では、その生命状況を変容させるために、
患者さんにアプローチすることになります。
実は、患者さんにアプローチするための方法は、
非常にたくさんあることに気づかれる方もおられるでしょう。
生活指導・食事指導などに個性を表す方もおられるでしょう。
また、西洋医学的な治療も当然ここに選択肢として入ります。
各種の手技療法も生命状況転換のための大きな方法として考慮に入れることができます。
潜在意識に語りかけるなどの心理学的な方法を選択される方もおられるでしょう。
私はそれらの療法を否定するものではまったくありません。
けれども東洋医学を行ずる鍼灸師であり、かつ
生命の弁証論治も、その東洋医学的な手法によって情報を集め整理しているため、
ここでは鍼灸を道具として患者さんの生命状況を変容させる、
ということについて考えていくこととします。
鍼灸による治療の目標は、一言で言えば気の厚薄を調えるということになります。
そしてその目標のために行うことは、基本的には経穴へのアプローチです。
ですから、鍼灸における治療処置の目標は、経穴の変容を起こすことであるということになります。
一点の経穴を変容させることを通じて、
その変容がどのように全身に及んでいるのかということを
ふたたび四診を用いて観察し、
生命の弁証論治で得た患者さんの生命状況の把握と両睨みしながら、その変化の情報を蓄積していく。
これが、これからの鍼灸医学で求められていくことであると、私は考えています。
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