8月の勉強会は、初めに、経穴反応の出る理由とは何だろうという私の発議を中心にしてさまざまなお話しが出ました。生理的な個々人の肉体の上に生理的な経穴反応が出る。これもゆらいでいるわけですけれども、そこに病理的な状態が加わることによってさらに個々の状況に従って経穴反応が出る。鍼灸の弁証論治はそのあたりのゆらぎを明らかにするために行われる。
内傷の問題なのか外感の問題なのか、臓腑病か経絡経筋病かということはまず大切なことになる。そのあたりをあきらかにし、気の偏在すなわち濃淡を明確にすることによって鍼灸の手の入れ方を考えていけるようにすることが、鍼灸における弁証論治の役割であろう。
このような鍼灸における弁証論治と、生薬による弁証論治とでは自ずとその方法は異なってくる。鍼灸で人を殺すことは難しく、ほとんどは補法として作用する。それに対して、生薬では無理に汗吐下を起こさせることもできるし、毒薬を処方することもできる。そのため発想が異なる。といったことをお話ししたような気がします。まだいろいろ話したと思いますが、私は今のところ記憶にございません。
読み合わせは、『選穴と処置について』296p~301pまででした。
休憩の後、胸腰部の背候診を行いました。現在出現している経穴反応を、背後にある筋肉の状態の変化の可能性とともに解説しました。
飲み会では、野口整体の話をずいぶんしていた気がします。
内傷の問題なのか外感の問題なのか、臓腑病か経絡経筋病かということはまず大切なことになる。そのあたりをあきらかにし、気の偏在すなわち濃淡を明確にすることによって鍼灸の手の入れ方を考えていけるようにすることが、鍼灸における弁証論治の役割であろう。
このような鍼灸における弁証論治と、生薬による弁証論治とでは自ずとその方法は異なってくる。鍼灸で人を殺すことは難しく、ほとんどは補法として作用する。それに対して、生薬では無理に汗吐下を起こさせることもできるし、毒薬を処方することもできる。そのため発想が異なる。といったことをお話ししたような気がします。まだいろいろ話したと思いますが、私は今のところ記憶にございません。
読み合わせは、『選穴と処置について』296p~301pまででした。
休憩の後、胸腰部の背候診を行いました。現在出現している経穴反応を、背後にある筋肉の状態の変化の可能性とともに解説しました。
飲み会では、野口整体の話をずいぶんしていた気がします。
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