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一元流鍼灸術

一元流鍼灸術の解説◇東洋医学の蘊奥など◇HP:http://www.1gen.jp/

9月の勉強会、読み合わせは302p「第十章 実戦編 第二節
 選穴と処置について 5 全身の問題か部分の問題か」からと
なります。


8月には、経穴反応が出る理由は何だろう、というとても深い疑
問について討論しました。この、「経穴反応が出る理由は何だろ
う」ということはしかし、いつもいつまでも考え続けていくべき鍼
灸師にとっての課題です。


そしてこの課題の裏にはいつも、あるべき経穴反応がどうして
出ていないのだろうという、体表観察およびそれに向かう鍼灸
師―治療家の、自身で組み立てている治療理論への反省がな
ければなりません。


この自問自答のなかからはじめて、治療処置への姿勢が生ま
れてくることとなります。自分自身が何をやっているのか、何を
やろうとしているのかという確認と実践、自己批判と反省と、治
療理論の再構築がここで始めて行われるわけです。そうやって
古典は乗り越えられていくわけです。



一つの大きな経穴としての時系列をともなう全身の弁証論治、
一つの大きな経穴である今の腹診、一つの大きな経穴である背
候診、一つの大きな経穴である舌診、を通じて、本年もこれまで
体表観察―小宇宙の観察をしてきました。


9月の勉強会は、今話題の風邪の内陥が示される可能性が強
い上背部の背候診、それに手足の経穴診の実技を行います。


体表観察を通じて、今のこの身体は何を表現しているのだろう
かと考えていくわけです。楽しいですね。


                  伴 尚志
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