一元流鍼灸術の勉強会は二本立てで行われています。参加者が実際に集う一月に一回の勉強会と、メイルのやりとりを通じて行われるメイリングリストによるものです。
一元流鍼灸術の勉強会では、メイリングリストが非常に大切な役割を果たしています。メイリングリストでは上記した弁証論治の実際について対話形式で指導が行われて、治療経過もアップされています。また、勉強会の感想や疑問などがあげられ、それに対する解説が行われています。また、代表の雑感などがアップされることもあります。
ですから、一元流鍼灸術の勉強会に積極的に参加するためには、インターネットにつながっているパソコン環境が必要となります。一ヶ月に100通以上のメイルのやりとりが行われており、時に爆発することもあります。
実際の勉強会になかなか参加できない方でも、メイリングリストでは積極的に参加している方もいます。また、表面的には参加できなくとも、読むことを継続されている方もいます。さまざまな形で関わり学ぼうとしている方がいるわけです。そしてどのような形であれ我々は歓迎しています。
『一元流鍼灸術の門』は、読むたびに新しい発見がある実践の書であるため、本当の理解に到るのはなかなか難しいようです。ことに現代の思考法と異なる思考法を学習するわけですから、現代人である、自身の発想の癖を乗り越えるところが難しいようです。
『一元流鍼灸術の門』は年初の一月から読み始め年末には読み終えます。一年が一サイクルになります。
実技は初歩的な指導をスタッフが行い、毎回さらにその自身の実技の腕を深めていけるように工夫するということになります。触れて行う体表観察が中心で、脉診・腹診・経穴診・背候診が中心になります。これらは組み合わせて行われ、実際に経穴に触れたときの脉状の変化、経穴にアプローチした前後の処置経穴および診断経穴の変化についても、それぞれが実際に触れながら学びます。
書物は読むことでセンスがあれば理解できますけれども、実技は一人ではできません。実技を身につけ磨くためには、実際の一元流鍼灸術の勉強会に参加するしかありません。
ある程度理解が進んできた人は、まず自身の問診を作成し、また勉強会の場で再度問診をした後、体表観察と組み合わせて一元流のホームページに掲載してあるような弁証論治を作成していただきます。ここが学ぶことの終着地点でありまた始まりの場処となります。ここに至って初めて人間理解の方法の全体像を把握することができるわけです。この詳細の指導はメイリングリストで行われます。
存在に肉薄する古人の方法は、現代思想に比して見劣りがするものではありません。惜しむらくは、経典に対する信仰心からか、経典をその時代の思想潮流の中で読みこなしきれず、せっかくの宝物を病気治療の方法を探索する道具としてしか利用し得てこなかった、我々後人の怠慢が、経典の価値を引き下げてしまいました。
臨床の中から古典を読まなければならない。人間理解の中から古典を読み解かなければならない。そう一元流鍼灸術は主張しています。
一元流鍼灸術の勉強会では、メイリングリストが非常に大切な役割を果たしています。メイリングリストでは上記した弁証論治の実際について対話形式で指導が行われて、治療経過もアップされています。また、勉強会の感想や疑問などがあげられ、それに対する解説が行われています。また、代表の雑感などがアップされることもあります。
ですから、一元流鍼灸術の勉強会に積極的に参加するためには、インターネットにつながっているパソコン環境が必要となります。一ヶ月に100通以上のメイルのやりとりが行われており、時に爆発することもあります。
実際の勉強会になかなか参加できない方でも、メイリングリストでは積極的に参加している方もいます。また、表面的には参加できなくとも、読むことを継続されている方もいます。さまざまな形で関わり学ぼうとしている方がいるわけです。そしてどのような形であれ我々は歓迎しています。
『一元流鍼灸術の門』は、読むたびに新しい発見がある実践の書であるため、本当の理解に到るのはなかなか難しいようです。ことに現代の思考法と異なる思考法を学習するわけですから、現代人である、自身の発想の癖を乗り越えるところが難しいようです。
『一元流鍼灸術の門』は年初の一月から読み始め年末には読み終えます。一年が一サイクルになります。
実技は初歩的な指導をスタッフが行い、毎回さらにその自身の実技の腕を深めていけるように工夫するということになります。触れて行う体表観察が中心で、脉診・腹診・経穴診・背候診が中心になります。これらは組み合わせて行われ、実際に経穴に触れたときの脉状の変化、経穴にアプローチした前後の処置経穴および診断経穴の変化についても、それぞれが実際に触れながら学びます。
書物は読むことでセンスがあれば理解できますけれども、実技は一人ではできません。実技を身につけ磨くためには、実際の一元流鍼灸術の勉強会に参加するしかありません。
ある程度理解が進んできた人は、まず自身の問診を作成し、また勉強会の場で再度問診をした後、体表観察と組み合わせて一元流のホームページに掲載してあるような弁証論治を作成していただきます。ここが学ぶことの終着地点でありまた始まりの場処となります。ここに至って初めて人間理解の方法の全体像を把握することができるわけです。この詳細の指導はメイリングリストで行われます。
存在に肉薄する古人の方法は、現代思想に比して見劣りがするものではありません。惜しむらくは、経典に対する信仰心からか、経典をその時代の思想潮流の中で読みこなしきれず、せっかくの宝物を病気治療の方法を探索する道具としてしか利用し得てこなかった、我々後人の怠慢が、経典の価値を引き下げてしまいました。
臨床の中から古典を読まなければならない。人間理解の中から古典を読み解かなければならない。そう一元流鍼灸術は主張しています。
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