fc2ブログ

一元流鍼灸術

一元流鍼灸術の解説◇東洋医学の蘊奥など◇HP:http://www.1gen.jp/

■一元流鍼灸術の使い方1

一元流鍼灸術のテキストを何回か読んでみると、これが単純なことしかいってい
ないのが理解されてくると思います。通奏低音のように語り続けられているそれ
は、気一元の観点から見ていくんだよ。それが基本。それが基本。というもので
す。

基本があれば応用もあるわけです。ただ、応用を言葉で書いてしまうと、基本が
入っていない人はその応用の側面のみを追及して結局小手先の技術論に終始する
こととなり、東洋医学の大道を見失ってしまうので、これまで書いてきませんで
した。

基本の型があり、基本の型を少しづつ崩していって自分自身の型を作っていくと
いうことが安定的な着実な研究方法です。けれども臨床というものは不思議なも
ので、独断と思い込みである程度成果を得られたりするんですね。そしてそうい
う人ほど天狗になる。謙虚さを失ない、歴史に学ぶことをやめてしまう。もった
いないことです。

基本的な型は現在入手できる「一元流鍼灸術の門」に書かれています。一元流鍼
灸術は、東洋医学の根本を問いただす中から生まれています。それは、古代の人
間理解の方法論を現代に蘇らせようとしているものであるともいえます。(そう
いう意味では、中医学とはその目標と方法論とがまったく異なるわけです。)

生きている人間を目の前にしてどのようにアプローチしていくのか。そこには実
は、古代も現代もありません。ただ、現代人は知識が多く、それが邪魔をして、
裸の人間が裸の人間に対して出会うということそのものの奇跡、神秘をないがし
ろにしてしまう傾向があります。小手先の技術に陥っていくわけですね。

そこで、古代の人間がどのように患者さんにアプローチしてきたのかということ
を現代に復活させようということを、一元流鍼灸術では考えているわけです。


                  伴 尚志
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://1gen.blog101.fc2.com/tb.php/428-531b37c1

この人とブロともになる