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一元流鍼灸術

一元流鍼灸術の解説◇東洋医学の蘊奥など◇HP:http://www.1gen.jp/

綾里の同窓会再び


先日同窓会があった綾里は、311の大地震と大津波の被害にあった、大船渡市にあります。以前紹介した文章は以下にあります。
http://1gen.blog101.fc2.com/blog-entry-83.html

綾里が私の故郷であるとは言っても、私が綾里にいた期間は幼稚園の上級さんから小学校2年までのわずかに三年間だけでした。綾里では幼稚園には行かなかったので、同世代との交流は二年間だけですから、私はほとんど彼らの名前を覚えていません。けれどもそんなことにもあまり気がつかなかった。その後も綾里で暮らし続けて成人になった彼らにとって私はほとんど異星人に過ぎないものだったろうに、暖かく迎え入れてくれました。

小学校に入ったとき私はどうやら半ズボンとおかっぱ頭が印象的だったらしく、聞いているとまるで自分が大正時代のいいところのお坊ちゃんになったような気持ちがしました。ε=ε=ε=ε=ε=(o・・)oブーン

私は小学校3年になるときに父の都合で綾里から引き離されて東京に引っ越しました。その時には、いつも生活を共にしていたチャコという犬とも離れることとなりました。いつも一緒に走っていたおそらく雑種の犬です。普通のごはん(といっても味噌汁かけご飯)を人間と同じように食べます。大好きというよりもそこで吸っている空気と同じような同質の生命であった友達とも別れることになりました。もしかするとあのとき以来私は、感情を自分の中から分離させ、理性と感情とが(まるで言葉を知る理性と言葉を知らない感情とに)分離しているかのような人間になっていったのかもしれません。感情があまりにも激しいためそこにコンタクトすると言葉が出てこない。一度遮断して理性で眺めなおし置き換えないと言葉として構成されない。そんな分離感を抱くようになったのかもしれません。

ずっと綾里で過ごしていた彼らは、当然の如く同じ中学校を経、それぞれの道を歩んでこられたのでしょう。ですから伺った同窓会は、中学校の同窓会でもあったようでした。
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